台湾とイラン:台湾にゆかりのある生徒さんが台湾の「今」について探究、プレゼンテーションしてくれました。朝日中高生新聞をテキストに使用しているMJコースでは「世界のことを自分事として捉える」ことにも力を入れています。イランのヒジャブにまつわる抗議運動についても「自分が声をあげるとしたら」と考え、シェルビン・ハジプールさんの歌も鑑賞しました。
「意見」と「自分」を分ける:議論というものにあまり慣れていない日本社会では、反論される=自分という存在を否定される・個人攻撃だと捉える、という傾向が強いです。反論されるのは誰だって気分の良いものではありませんが、「反論は相手を攻撃するためではなく、真理に近づくため、より良い意見を作るためだ」と感覚的にわからないと議論上手になれません。今月から「意見」と「自分」を分けて捉えるユニークな試みを始めました。生徒たちは楽しんでいるようです。
アウトラインの達人になる:プレゼンも、小論文も、事前の「アウトライン」の準備があってこそ。日本では大学の卒業論文を書く時に初めて習う「アウトライン」の書き方ですが、MJでは小5から徹底トレーニング。考えることが得意なMJ生だからこそできるトレーニングです。オーディエンスは誰?目的は何?一言で言うと何が言いたいの?書きたい内容をテーマ毎に分けるとどうなる?構成はどうする?—アウトラインは考えることがいっぱいです。
クラスメートに関する記事を書く!プロジェクト:クラスメートにインタビューしてその人についての記事を書く、というプロジェクトを先月より行っています。アウトラインを作り、構成を考えて、「パラグラフ・ライティング日本語版」を実践。さあ、どんな魅力的な記事が出来上がるでしょうか。楽しみです。
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