MJコース 3月の学習内容

 数字を主体的に捉える:ウクライナの戦争による死者数とトルコ・シリア地震による死者数を見て何を思ったか、という宿題からスタートし、世界的ベストセラーともなった『ファクトフルネス』(ハンス・ロスリング他著)内のクイズにもチャレンジ。数字で表される事実は1つ。その事実を「多い」「少ない」「たいしたいことない」と思うのは人それぞれ。普段ニュースで数字を見聞きする時、どれだけ自分の解釈込みで眺めているのでしょうか。メディア・リテラシーがさらに磨かれました。

 

良い質問とは?:朝日中高生新聞内のインタビュー記事を出発点に「良い質問とは何か」をディスカッション。憧れのあの人にインタビューできるとしたら、どんな質問をする?自分が期待した答えが返ってくることが「良い」質問なの?実践を通して「良い質問とは、自分で納得のいく質問、自分で責任を負える質問、である」ということを今月、来月と実感してもらっています。

 

あらためて、伝える「目的」を考える:何のために伝えるのか、相手にどうなってほしいのか—という視点が日本の「伝える」には希薄なように思います。MJコースではこの1年、誰かに何かを伝えるときの「目的」を色々な形でディスカッションしてきました。今年度の締めくくりとして、WBC優勝に関する記事やインタビューを題材に、あらためて「目的」について考えました。

 

ミニミニプレゼン:春は別れの季節でもあり、MJをしばし離れる生徒たちには「MJでいちばん楽しかったことは」「新生活に向けて思うこと」についてミニミニプレゼンをしてもらいました。MJという場にたくさんの貢献をして素晴らしい議論を作り上げてくれたみんな、どうもありがとう。あなたたちの「生きる」をいつだって応援しています。

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