RFL (Read for Life) monthly review
Claudia Dale Goldin著 Career and Family: Women’s Century-Long Journey toward Equity (2021、邦訳『なぜ男女の賃金に格差があるのか』) も三月目に入り、今月は、1950年代のアメリカの家庭や女性の「仕事」への姿勢について、様々なデータと共に学びました。マスマーケット向けの学者の本は大衆に「寄せた」内容になっているものが多いのですが、この本はちょっと違うように思います。Goldin教授は独自の視点を保ちつつも私情は挟まず、アメリカ女性の歴史をあくまでも「キャリア」と「家庭」という点から徹底して眺めて解析するという態度を貫いているのです。この本からは「プロとは何か」を教わっているようにも感じます。月に1回のzoomセッションでは、メンバーの方たちによるビブリオバトルを英語で開催、RFLで将来読む本を皆さんに推薦していただき、投票を行いました。果たして結果はいかに。RFLは名実ともに、全員で作り上げる「大人のための一生ものの学びの場」でありたいです。
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