MJコース 本科-1
「信号色」色分けがアツい:朝日中高生新聞の記事の文章を、自分の理解度に応じて信号色で色分けするというワークを行っています。キモは「とにかく正直に色分けすること」。なぜここは反感を覚えるのか、なぜスルスル理解できるのか—皆に正直に理由を言ってもらっているのですが(理由を正直に言語化できるってすごいこと)、これが本当におもしろい!皆でニヤニヤ、時に大笑いしながらディスカッション、文章の理解も深まります。各自、文章を読む際の「軸」も出来上がってきて、自分の考えをますます積極的に、しっかり言葉にできるようになりました。手がどんどんあがるのも嬉しい。MJを始めて若干4ヶ月。皆の伸びがすごい。
天声人語を読む:信号色による色分け法(上記参照)を使って、朝日新聞のコラム「天声人語」を読みました。1文1文としっかり向き合い、大人向けの文章をしっかり「自分事」として理解し、自分の意見を持つ生徒たちは本当にかっこいい!惚れ惚れします。
「ヤバイ」「エグい」「マジか」の奥底にあるものは:毎週、新聞の中から「エグい(ヤバい、マジか、など)」と思った記事を選ぶ、ということをやっています。普段何気なく使っている、良い意味にも悪い意味にもなり得る曖昧な言葉たち。そんな言葉たちを、曖昧ではない言葉に置き換えさせています。言葉の意識を多方面から育てます。
今年もやります、広告作成:MJ夏の恒例「広告作り」。今年は「もしもボックス」(ドラエモンの道具)の広告を作ります。まずはさまざまな広告を分析するところから。画像はこれでいいの?色は?レイアウトは?「効果的に目に映る」とはどういうことか、皆で話し合っています。
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MJコース 本科-2
エッセイの「型」を学ぶ:エッセイには「型」があります。表現するとは、まずはルール(型)を学び、ルールを熟知した先に「自分らしい表現」を模索して発信するということです。型を学ぶのは生徒たちを「型にはめる」ためではありません。型は、いずれ個性豊かに目的を持って「崩す」ために学ぶもの。自分は究極的に何を伝えたいのか、と考えるところから「自分のエッセイの型」を学びました。
6 thinking hatsで多角的に考える:各自が選んだテーマをめぐり、6 thinking hatsという議論のメソッドを使って、前月期より引き続き話し合いました。どんなテーマでも議論できる力は「問いを立てる力」に確実に繋がっていきます。皆疲れたと思いますが、確実に力がついていますよ。
朝日中高生新聞に記事が掲載されたことを受けて:MJコースの内容が新聞に載ったことを受け、MJ生の中に「新聞記事とは」「取材される立場とは」という新たな視点が確実に芽生えました。「取材する側・される側」を想像することが可能になったことで、今後新聞の読み方は明らかに変わっていくはずです。新聞内容をめぐる生徒たちとのディスカッションがこれまで以上に楽しみになりました。
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