Claudia Dale Goldin著
Career and Family: Women’s Century-Long Journey toward Equity
(2021、邦訳『なぜ男女の賃金に格差があるのか』) を読む最終月。RFLメンバーの方たちには毎週いろいろな問いを投げかけ、ご回答を英語のessayという形で送っていただいているのですが、本書最後の問いは「あなたがもしも今とは違うジェンダーだったとしたら、今と違う仕事(または勉強・活動など)をしていると思いますか」。違うことをしているはず、と答えた方が9割。ご自身の人生を幼少期からなぞって「ジェンダーが違えばこの岐路で選択は変わっていたはず」と想像する方、「本当は〇〇をやりたかったけれど女性だからできなかった」とおっしゃる方、「それでも究極的には今やっていることに行き着くのでは」「正直、想像がつかない」などなど、ジェンダーというレンズを通して、自分の人生を生きるということについてまたもや考えさせられました。
月1のzoomセッションでは、日本語を母語とする人の最大の盲点「主語」について実践的に学びました。
来月からはIzzeldin Abuelaish著 I Shall Not Hate: A Gaza Doctor's Journey on the Road to Peace and Human Dignity (邦訳『それでも、私は憎まない――あるガザの医師が払った平和への代償 』) に入ります。
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