New Teacher! Miharu Morizane

Hello everyone at MEL School!
この度MEL Schoolの一員となりました、森實美春(Miharu Morizane)です。

何においてもまずは行動、冒険心が強く陽気な性格です。"Miharu sensei"と気軽に声を掛けてくださいね!
現在はニ児の母、趣味はアクティブなトライアスロンからしっとりと洋食器集めといったところです。
若さみなぎる皆さんからパワーをいただきながら、世界に向けて一人ひとりが自分色の「Bridge」を架け羽ばたいてゆく姿を見られる日を楽しみに、鋭意努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。


では、皆さんにお逢いするまでのバックグラウンドを少しお話しいたします。
三姉妹の次女として、ごく普通に高校までを静岡の田舎町で過ごし、高校卒業と共に渡米したのはもう15年も前になります。
当時は航空会社で客室乗務員になることを夢見て、また、未知の世界への好奇心から留学を決意し、テキサス州テキサスクリスチャン大学で四年間を過ごしました。
好きなことを専攻すれば英語力が伸びるのではないかという期待から、専攻はインテリアデザイン学科。
その頃の語学経験はといえば、小学生の頃に家族旅行で訪れたシンガポールやハワイで生の英語に触れたのが初めて。その影響から英語が話せたらなと興味を抱きつつ、初めて勉強らしいことを始めたのは中学校の授業でした。まるでパズルのような英語文法を机上で勉強するのは好きでしたが、田舎育ちなこともあり、外国人と話した経験はゼロ。当時ありがちな日本人の英語力で挑みましたので、大学時代はひたすら努力の四年間でした。現地に降り立った瞬間から聞こえてきた会話が全く理解できず、単語一つ聞き取るのがやっと。多国籍の生徒が行き交うキャンパスでは、周りの人に話しかけるタイミングさえもわからない。これがまさに「コミュニケーション能力」の欠如でした。
そうして始まった寮生活や、日々行われる授業やプレゼンテーションでは、何度も惨めな気持ちを味わうことになりました。それでも負けずにネイティブの感覚で英語を話したいという希望を持ち続けたことで、多くの恩師や友人との出逢いに恵まれた今があり、その喜びから、帰国後も英語力を磨いていきたいという気持ちを持続できているのではないかと思います。
私が大学留学時代に最も強く感じたのは、英語が聞きとれる耳さえあれば...あとは真似するだけなのに…、ということ。
その思いから、我が子にはリスニング力は特にしっかりと身につけさせてあげたいと考えていました。
長男長女が産まれてからの10年間は、空間デザイナーとしての仕事の傍ら、バイリンガル子育てに励む日々です。自身が英語を習得する過程を一から思い起こしながら、日本に生まれた子ども達がどうしたら母国語のように英語を使えるようになるのか、自分なりに研究し実践してきました。夫のサポートもあり、年に1度は、その語学力を試し、背景にある文化を肌で感じるために、1、2ヶ月のスパンでハワイやオーストラリアへ子ども留学をするようにもなりました。それは、異国から見た自国日本の姿を見つめる機会にも繋がり、留学するたびに人脈が広がっていくことに感動を覚えます。改めて英語力を持つ素晴らしさを実感する毎日です。
語学はまず2~3000時間以上使い続けること、と言われるとおり、我が子たちも1日4~5時間、2000時間を超えた2歳前になると英語でお喋りが始まりました。初めは単語、そして2語、毎日少しずつ語彙が増え、3歳を過ぎる頃には、文章で気持ちを伝えたり相手に質問するようになっていました。その力を持続させるよう工夫しながら、現在は日本の小学校で母国語日本語での学習と遊びに励んでいます。
皆さんも、日本語のネイティブスピーカーであることを誇りに思い、その力を習得した過程を赤ちゃんの頃から思い起こしてみてください。
語学は実技でもあります。スポーツや楽器と同じように、とにかく忍耐強く時間を惜しみなくかけることが肝となります。使う→間違える→修正→また使う、の繰り返しで自らの引き出しをどんどん増やしていってください。例えば、お風呂に入りながら、"r"や"th"等日本語では使い慣れない口の筋肉を鍛える練習ができます。どんな時も英語を口ずさんでいる習慣を気軽に作ってみてください。その積み重ねが必ず世界への架け橋「Bridge」を構築してくれることでしょう。
共にじっくりと頑張っていきましょう。


MEL School 森實美春(Miharu Morizane)

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